「映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城」を公開初日に見てきました。涙腺が崩壊し冒頭から最後まで泣きっぱなしだったのですが、気になる点も出てきています。この記事では私が映画で疑問に感じたことや映画に対する思いをネタバレを気にせず書き殴りたいと思います。
ネタバレ無しの感想を読みたい場合は下のリンクからお願いします。
https://diary.re-search-365.com/doraeiga-2026/

※以下の文章は語尾に統一性がなく、読みづらい点があります。御了承ください。
冒頭から心の中で叫んだ、彼の名を!
いつもの空き地で夏休みの過ごし方について話し合ういつもの4人。
「あと一人いるだろう? そいつに決めてもらおう!」というセリフのあと、私はワクワクしました。
彼だ、彼以外考えられない。この場にいない、完璧な頭脳を持つもう一人の仲間・・・
出木杉英才!!
今回の映画では出番がありませんでした、残念。
暑さを感じるドラえもん
これは今作に限ったことではないですが、ドラえもんは気温変化の影響を受けるんですよね。ロボットだから大丈夫だろって思いたいところですが、ロボットだからダメなんです。オーバーヒートや熱暴走が起こると思われます。実際、このすぐ後で人間の質問を無視した上に「うるさい!」と一喝しています。これは既にCPU温度が限界に達していたと考えるべきです。
水深200mの環境とエラチューブ
ドラえもんとのび太だけがバギーに乗車した際、なぜかドラえもんはひみつ道具のエラチューブをのび太に渡します。テキオー灯を照射せず、エラチューブで酸素のみを確保しています。果たしてのび太は無事なのでしょうか。
ChatGPTと何度か会話を行い、最終的な結論は次の通りになりました。
■条件
・生身の人間が何も装備を着けずに水深200mに到達する
・不思議な力で呼吸はできているものとする
・バギーの速度は秒速3m(時速10.8km)とする
■ 水深200mの環境
水圧は約21気圧(地上の約21倍)。水温は概ね4〜10℃、日光はほぼ届かず薄暗い。外圧は全方向から均等にかかるが、空気腔(中耳・副鼻腔)は強く圧迫されやすい。高圧下では窒素酔いなどの神経症状リスクがある。
■ バギー乗車前(静止)
体内外圧が均衡すれば即座に潰れはしないが、耳抜き不能なら鼓膜損傷の可能性が高い。低温で急速に体力が低下し、判断力や運動能力も落ちやすい。呼吸が可能でも生理的負荷は大きい。
■ バギー乗車後(秒速3m)
動圧は約4.6kPa(約0.046気圧)と小さいが、前方からの抵抗が持続。姿勢保持に筋力を要し、砂泥や微粒子で粘膜が刺激される。視界不良と海底起伏により転倒・衝突リスクがある。低温下で長時間走行は困難。
上記の内容より、恐らくのび太は会話もできないほど危機的状況だったと考えられます。本来、エラチューブは深海クリームとセットで使用するひみつ道具です。ドラえもんの意図は分かりませんが、テキオー灯があると認識していることから、エラチューブを単体で渡したことには何かしらの意志を感じます。しかし、子守り用ロボットとしては問題のある行動だったのではないでしょうか。
メタ的な話をすると、テキオー灯の印象を強めるためにあえて海中で照射したのではないかと考えています。暗い海中が明るくなるという描写を行いたかった可能性もあります。単行本も旧作の映画も地上でテキオー灯を照射しているので、本来であればエラチューブを使用する必要はないんですよね。
バギーちゃんの質問が可愛い!
「しずかちゃん?」「友達って何ですか?」「仲がいいとは?」これ以外にも多数出てきましたが、いちいち可愛い。旧作の性格も好きだが、今回の性格はもっと好き。寝相の悪さも良かったし、のび太との絡みが増えて存在感が出てたのも良かったし、実はジャイアンとスネ夫を助けようとしてあれこれ考えてたってのも良かったし、バギーちゃん、なんて可愛いやつなんだ。
のび太の宿題関係
のび太は夏休みの宿題を始めた途端、居眠りをしました。そこにバケツを持って現れたドラえもん。描写はされていないものの恐らく水をかけたと思われます。あとの掃除は誰がしたのか・・・。
机の上に謎の辞書「意固辞苑」が置いてましたね。
43年越しに解けた疑問があります。のび太がなぜチョウチンアンコウを知っていたのか。今作で宿題をしているときにスネ夫が教えていました。
苦労の度合い のび太に宿題をやらせる > 地球を救う
宝探しと称したゴミ拾い
これは現在の海がいかに人の手で汚れているかということを表した描写ですね。タイヤにペットボトル、ビニール袋。人が作ったものばかりです。エンドロールでも流れたように、ゴミ拾いなどをして地球環境を良くし自然と共存することが必要ですね。何気にしずかちゃんが拾ったビニール袋にバトルフィッシュを入れてたのが面白かった。
消光電球とテキオー灯
キャンプ地でのバーベキューを始める際、明るいと気分が出ないからと使用した消光電球。旧作のときには気付かなかった。テキオー灯で深海の暗い環境に適応することで明るく見えている状態なのに、それをさらに暗くする消光電球。その暗さには適応できないテキオー灯。22世紀の科学には不思議がいっぱい!
ちなみに海底人が使用したテキオー灯のようなものはアダプ灯。英語のadapt「適応する」から作られたものと思われる。
フィレミニヨンが再び登場!
旧作ではスネ夫が注文した食べ物として登場していたフィレミニヨンステーキ。フィレミニヨンとは牛ヒレ肉の一種でシャトーブリアンに次ぐ柔らかさがあります。と言っても私は食べたことありません。今作ではスネ夫がバーベキューの肉を食べた時の感想として「フランスで食べたフィレミニヨンに似てる!」と発言。楽天市場でチラッと確認したところ、150gで8,200円しました。さすがはおぼっちゃマンボと言いたいところですが、それを3分で生成する海底クッキングマシーンがすごい。でも海底限定か──最低でもテキオー灯とセット販売じゃないと厳しい。
のび太とバギーが一緒に寝た理由を考える
旧作ではバーベキューのときにバギーが消失しており、翌日にはジャイアンとスネ夫に奪われています。では今作はなぜのび太が一緒に寝る必要があったのか。考察結果は次の通り。
× ドラえもんのポケットにしまう・・・ジャイアンたちがバギーを奪えなくなる
× 外に放置する・・・バギーが移動する船を見つけて記録する可能性がある
〇 のび太とともに寝る・・・ジャイアンたちが奪ってものび太は起きない
補足:消光電球で周囲が暗くなっているので移動する船からキャンプ地は見えていないと考えられます。
どこでもドアの謎
今作はどこでもドアに関して不思議な現象が2つ起こった。1つは単行本と同様、空中に設置されて、そのまましばらく放置されていること。もう1つはダイオウイカに破壊されたドアが最後には傷1つなく綺麗に修復されていること。
少なくともキャンプ地で一夜を明かしていることから空中設置されたドアはそのまま一日放置されている。その間に誰かから目撃されてもおかしくないはずだ。それこそ沈没船よりニュースになるかもしれない。しかもドアは開いたまま。予告でも確認できるがドラえもんが最後に勢いよく飛び降りている。そしてドアの反対側はのび太の家の庭。これは問題だらけだ。考えてもまともな結論は出せそうにない。
ダイオウイカ戦でなぜかどこでもドアを出すドラえもん。それを一撃で破壊するイカ。あっ・・・なるほど。そういうことか。入力しながら気付いた。ドアを破壊したのはムー連邦から逃がさない+鬼岩城に移動させないようにするためか。なるほど。でも修理は誰がしたのか。タイムふろしきなのか。それともムー連邦の技術力なのか。まさかのスペア。いやいや、ドラえもんに限ってそれはない。
AIらしい反応をするバギーちゃんも可愛い!
「行けと言われたから行ったんです。確認しました。」や「ボクは魚と定義されるものは見ていません。」といったAIらしい反応のバギーちゃんも可愛い。メモリから映像をしずかちゃんに見せて攻められたときに「最適解がなかった。」って言う少ししゅんとした感じもいい。
後半のしずかちゃんがネジを締め直したあとの反応も好きだ。あれは旧作のオイル漏れから変更して正解だったと思う。オイル漏れって普通にバギーとして問題だし、しかも水中だから環境汚染にも繋がる・・・二重の意味でアウトだからなぁ。
超重要な鍵を握る新キャラ、トリライン
本作品のトップシークレット、新キャラ「トリライン」。初登場にして唯一、鬼岩城より戻ることができた海底人。初登場シーンから明らかにモブキャラではない雰囲気を漂わせていた。その後も主要キャラとともに行動。新キャラにして超重要な役割を果たすこととなった。
そしてトリラインが登場したことで43年間の疑問が2つ解決した。
1つ目はバリアが地下にはなかった問題。地下にない理由は謎のままだが、トリラインが鬼岩城からバリア地帯を越えて戻っていることから一応の説明はつくようになった。トリラインによるとチムニーの洞窟を通りバリアの外に出たと言っている。つまりチムニーの洞窟まではバリアが届いていないのでチムニーの洞窟を通れば中にも入れるということ。今作ではチムニーの洞窟でカメレオンぼうしを使用することで無事にバリアを通過することができた。
2つ目は鬼岩城に行くためにしずかちゃんが率先して捕まった理由。これは旧作と同様、女の子だからという理由だが、トリラインの存在がその理由を強く後押しすることになった。さらに解釈次第では問題とも取れるポセイドンの発言が生まれてしまった。
テレビ放送時のカット候補!ポセイドンの問題発言
私自身は特に気にならないのですが、人によっては問題視するんじゃないかなーと思われるポセイドンの発言です。
【状況】鉄騎兵に捕まり鬼岩城にいるポセイドンの前に連れてこられたしずかちゃん。植物で拘束されている。
しずか:どうして少女や私を?
ポセイドン:我の中に女性の情報が少ない。我は完全でなければならない。我の情報となれ。
力ずくで連れてきて植物で縛った挙句、この発言ですから少し問題があるようにも思えます。唯一の救いは発言者がAIであることでしょうか。テレビ放送時にこの部分が問題なく残るのかどうかが楽しみです。
最後の最後でしずかちゃんの涙の変化に感動
海底鬼岩城の感動シーン。しずかちゃんの涙でバギーちゃんがポケットから飛び出しポセイドンに飛び込む、あのシーンですが、しずかちゃんの涙が水に溶け込む形に変化していました。この表現には感動。旧作の涙もよかったけど、実はこのときは全く気付いてなかったんだよね、混ざることに。トイレの話で伏線が張られていたにも関わらず涙のシーンは違和感なく下に落ちるのを見ていた。それが今作では水に溶け込む形に変化。これは良かった。自己防衛プログラムを無視してタイヤを動かしてポセイドンに突っ込むのも、その間の回想シーンも良かったけど涙の表現が最も印象的だった。
タイムパラドックス
この話って時間の移動はしていないから全部現代で起きてる話なんだよね。ということはドラえもんがのび太の家に来ていなければ海底キャンプなんて当然できていないわけで、それでも海底火山は活動するからポセイドンは暴走する。つまりドラえもんが来たから地球が残り、来ていなかったら滅びている可能性があったってこと。でも滅びた場合は地球がないからドラえもんも当然いないわけで・・・。考えるのはやめよう。
まとめにならないまとめ│2026年AI時代の到来だ!
「映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城」はAIについて考えさせられる作品でした。ドラえもんはある意味究極のAI。バギーちゃんは未熟だけども学習能力が高いAI。ポセイドンは偏った思考で危険なAI。三者三様のAIが楽しめ、2026年のAI時代にふさわしい作品であると言えます。個人や企業での利用に加え、軍事利用などもされているAIですが、2026年はどのような進化を遂げるのでしょうね。AI進化に負けないように理不尽な人間も頑張らないとですね!



コメント